さっぱり、フルーティでサラサラしてて飲みやすい日本酒にそろそろ飽きていませんか?
硬派な日本酒は臭みがあって飲みづらい。そう思っていませんか?
十水 特別純米酒は、硬派だけど飲みやすい。日本酒好きにはたまらない銘柄です!
こんな方におすすめ:サラサラ飲めるのもいいけど、そろそろ硬派な日本酒も飲みたいよ!という方
軽快でサラサラ飲める日本酒は美味しいですよね。フルーティな香りと軽やかな味わい、あまりアルコール感を感じることなく飲める。
でも、そういうタイプばかり飲んでいると、
「もうちょっと日本酒っぽいの飲みたい」
そんな物足りなさを感じてくることがあると思います。
日本酒らしい複雑で濃醇な風味を感じたい、しっかり旨味を感じたい。
そう思って、硬派なパッケージの日本酒を飲んでみると、なんだか独特の風味?臭み?がして、やっぱり好きじゃない、、、となってしまう。そんな残念な思いをしたことがあるかもしれません。
私もこの経験が結構あります。
でも、十水 特別純米酒は日本酒らしさと飲みやすさを両立してくれました!
そろそろ硬派な日本酒が飲みたいという方にぴったりです。
味や香りの特徴
十水(とみず)
特別純米酒
加藤嘉八郎酒造 / 山形
香りの強さ:★★★☆☆
味の濃さ :★★★☆☆
甘味 :★★☆☆☆
旨味 :★★★★☆
酸味 :★★☆☆☆
キレ :★★☆☆☆
加藤嘉八郎酒造(山形)さんは以前、酒蔵見学にお邪魔したことがあり、親近感があります☺️とっても真面目で緻密に日本酒を造っている様子が伝わりました。
個人的に大好きな酒蔵さんのひとつ。行きつけの飲食店でおすすめメニューに並んでいたので注文しました🙋♀️
旨味が主旋律
旨味が主旋律です。
口に含むとまろやかな旨味に舌が包まれ、さらに、コクのある風味が抜けていきます。
いわゆる「しっかりしたボディ」ってやつですね。
どっしり濃厚なタイプに分類されます。
お米由来の甘味と旨味を存分に味わえる、日本酒らしい、ガツンとした印象の日本酒です。
硬派で昔ながらの日本酒感がありながら飲みやすい
旨味が主旋律なところと、コクのある風味。十水 特別純米酒は「昔ながらの日本酒」といったイメージです。
個人的に「昔ながらの日本酒」の味は、そんなに得意ではありません。なんだかちょっと芋っぽい臭みに感じられてしまうからです。。
でも十水 特別純米酒はその臭みがない。
濃厚な旨味やコクのある風味を、臭みに邪魔されることなく楽しめるんです。
こういうタイプは結構珍しいです🤭
アルコール臭が鼻に抜ける
飲み干すときに爽やかなアルコール臭が鼻に抜けます。
うん!日本酒飲んでる!感があります。
最近は低アルコールや、そうでなくてもあまりアルコール臭のしない日本酒が多い気がします。お酒好きで、しっかりアルコール感を味わいたい方には好評だと思います。
グラスよりも昔ながらのおちょこが似合う
最近は、味わいが軽快でアルコール感が抑えられており、サラサラと飲めるタイプの日本酒が多い印象です。そんなトレンドの中で十水 特別純米酒は硬派なポジションをとっています。
どっしり濃厚な味わいとコクのある風味、しっかり感じるアルコール感。
ただ、だいたいこういうタイプは、芋っぽい独特の風味が共存してしまうので個人的にはあまり得意ではありません。日本酒は苦手、という方も多くはその芋っぽい風味が苦手なのではないでしょうか。
でも、十水 特別純米酒はその独特の風味がない。「昔ながらの日本酒」を綺麗に造りあげている感じです。
この日本酒は、グラスではなく昔ながらのおちょこで飲んでほしい一本ですね。
どっしりしっかり濃厚な日本酒が苦手な方は向かない
十水 特別純米酒は、どっしり濃厚でしっかりボディのあるタイプです。そのため、サラサラと軽快なタイプの日本酒や低アルコールのほうが好みという方には向かないかもしれません。
ただ、サラサラと軽快なタイプを飲み進めているうちに飽きが来るタイミングがありますよね。
「んーなんかもうちょっと味がするやつが飲みたいなー」
そう感じたタイミングにぴったりの日本酒だと思います。
少量だけ、おちょこ一杯だけ飲む。
すると、途端にリッチな感覚が味わえます。
まとめ
十水(とみず)
特別純米酒
加藤嘉八郎酒造 / 山形
こんな方におすすめ:
サラサラ飲めるのもいいけど、そろそろ硬派な日本酒も飲みたいよ!という方
味や香りの特徴:
香りの強さ:★★★☆☆
味の濃さ :★★★☆☆
甘味 :★★☆☆☆
旨味 :★★★★☆
酸味 :★★☆☆☆
キレ :★★☆☆☆
・旨味が主旋律
・昔ながらの日本酒感がありながら飲みやすい
・アルコール臭が鼻に抜ける
十水 特別純米酒の酒蔵である加藤嘉八郎酒造さんが造る日本酒はどれも間違いがありません。それでいて、ひとつひとつのお酒にきらっと光る個性があって面白い。私の一押し酒蔵さんです。