あれ?日本酒っておいしいかも?そう感じた初心者が飲むべき日本酒の特徴5選

日本酒の選び方

こんにちは、かりこ酒です。

年間約180本の四合瓶を飲む日本酒大好きな人です。
2日に約1本のペースですね。

四合瓶は文字通り4合分なので、
1日に2~3合くらい飲んでいる計算ですね。

最近日本酒にはまりはじめたという初心者の方から、
色々飲んできたけど他にもいい銘柄ないかな?という中級者の方に向けて
自分に合った日本酒の選び方を紹介しています。

日本酒をおいしく感じ始めたあなたへ!

ふとしたタイミングで飲んだ日本酒が美味しく感じませんでしたか?

「苦手だと思っていたけど、なんかこの日本酒はおいしいな(銘柄とかよくわからないけど。。。)」

「他にも何かいい日本酒ってないかな?」

そう思い始めた方に向けて

初心者が飲むべき日本酒の特徴5選

を紹介します。

わかりやすいように味の特徴にフォーカスして紹介します。

この特徴を把握しておけば、日本酒を探す際の検索キーワードとして活用できます。

さらに、それぞれの味の特徴ごとの銘柄も紹介しますので
実際に飲んで「味の特徴」と「銘柄」とを対応づけることができます。

初心者が飲むべき日本酒の特徴5選

微発泡 例:すず音(すずね)

初心者の方は、いきなり日本酒らしい銘柄を飲むよりも、
普段飲んでいるチューハイなどの甘い発泡酒の延長にある日本酒がおすすめです。

そこでおすすめな特徴の1つ目が微発泡です。

微発泡タイプの日本酒は、日本酒でありながら細かな泡が含まれているので
口当たりがとても軽やかになります。

普段はビールやチューハイを飲んでいるという方でもとても飲みやすいタイプになります。

ここ数年で微発泡タイプの人気が高まり、種類が増えてきましたが、
その中でもおすすめの銘柄がすず音(すずね)です。

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感想(3件)

こちらはまるで「シャンパンのような日本酒」です。

しゅわしゅわと口の中で繊細な泡が弾け、
甘酒のようなやわらかい甘味がふわーっと広がります。

そして、若干にごりがあるのでさらにまろやかに感じます。

アルコール度数は5% 。
平均的な日本酒のアルコール度数が15%前後なのでかなり低アルコールです。
あまりアルコール自体に強くない方でも飲みやすいです。

初心者の方に飲みやすい要素が盛りだくさんのとってもおすすめなお酒です。

今では毎日2~3合飲む私も一番最初に飲んだ日本酒はすず音でした。
すず音のおいしさを知ったらどんどん日本酒が楽しくなると思います!

甘酸っぱい 例:ロック酒の上善如水(じょうぜんみずのごとし)

2つ目の特徴が甘酸っぱいタイプです。

「日本酒で甘酸っぱい?どういうこと?」

実は日本酒には甘みを感じさせる「糖分」と酸味を感じさせる「酸」が含まれています。
これらが多く含まれているタイプの日本酒は「甘酸っぱく」感じるんです。

いちごやオレンジなどのフルーツは甘酸っぱく感じますよね?
それはフルーツに「糖分」と「酸」が含まれるからなんです。
日本酒も同じように、糖分や酸が豊富に含まれているタイプの銘柄はフルーツにも似た甘酸っぱさを感じさせるものがあります。

そして「甘酸っぱい」というのは初心者の方でもとっつきやすい味覚だと思います。

 おすすめ銘柄はロック酒の上善如水(じょうぜんみずのごとし)です。

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感想(12件)

これはとっっっても甘酸っぱい銘柄!

添加物などは入っていない純粋な日本酒なのですが、
いわゆるThe日本酒という領域からはかけ離れた甘酸っぱさ。

私もこれを飲んだときは衝撃でした。
口の中にジューシーな甘味と酸味が押し寄せます。
「お米のジュース」と言っても良いかもしれません。

日本酒の甘辛度合いを表現する「日本酒度」はなんと「-70」
平均が+3~+5なので、どのくらい飛び抜けた数値かということがわかります。

ちなみにこの銘柄は上善如水の夏季限定酒として販売されていましたが、
現在では年間を通して購入することができます。

夏以外でももちろん美味しく飲むことができるのでぜひお試ししてみてください。

クセがない 例:獺祭(だっさい)

よく言われるワードの一つです。3つ目の特徴、クセがない
まだ日本酒飲み始めたばかりの方は、どういうことなのかわかりづらいかもしれません。

他の表現に置き換えると「芋っぽいかんじ」かなと思っています。
干し芋を口の中に入れた時の香りや味の感じがイメージに近いですね。

これが干し芋ならお芋の味とマッチしているので美味しく感じるのですが、
日本酒でこの風味がしてしまうと「うっ、、」っとなってしまいます。

このクセについては、初心者の方に限らず、とにかく無い方がいいです。
日本酒上級者の方でもクセがあるお酒を好んで飲む人はあまりいません。

ただ、慎重に選ばないとこのクセを避けることはかなり難しいんです。
特に考えずに日本酒を選ぶと、大体の場合は多少なりともこの芋っぽい風味がします。

クセのある日本酒ばかりに当たってしまうと、
やっぱりに日本酒っておいしくない、、と感じてしまうので、
初心者のうちほどクセがないものを選んで欲しいです!

では何を飲めば良いのかというと、おすすめ銘柄は 獺祭(だっさい)です。

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数年前から人気が急上昇した銘柄です。
最近では居酒屋さんでも見かける頻度が上がってきたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

特徴はとにかくクセがなくさらりとした、とっても澄んだ飲み心地。
「綺麗な日本酒」といった印象です。

日本酒本来の味や香りを、何にも邪魔されずに味わえます。
そしてほのかなフルーティ香がすっと鼻に抜ける非常に爽やかで澄んだ銘柄です。

獺祭も色々な銘柄がありますが、上記リンクの磨き二割三分という銘柄は
お米を芯の部分まで削ることによって究極に雑味を抑えた逸品です。

小さめボトル(180ml=1合分)なのでお試しに最適です。

キレがいい 例:酔鯨(すいげい)

4つ目の特徴「キレがいい」もよく言われるワードの一つです。

日本酒には甘味や旨味が含まれるのですが、それが飲み干した後も口の中に残ることがあります。キレがいいというのは、その余韻がなく「のどごしが軽快である」ということを表現した言葉。

いわゆる「水みたい」と表現されるお酒ですね。

初心者の方には、飲み干した後にあまり余韻が残らないためさらさらと飲める
このキレのいいタイプのお酒もおすすめです。

キレがいいタイプでおすすめの銘柄は酔鯨(すいげい)

酔鯨 純米大吟醸 しぼりたて 冬びより 720ml 日本酒 酔鯨酒造 高知県

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酔鯨=酔う鯨(くじら)という銘柄の名前の通りラベルにくじらが描かれているのが特徴の銘柄ですね。

こちらは、すっきりさっぱりな味わい。
舌の奥を通り過ぎる頃には水のような軽快な飲み心地になります。

そして軽快でありながらも適度な甘味と旨味は含まれているので、
日本酒らしい風味も楽しむことができます。
味わいがさっぱりな分、鼻に抜けるほのかな麹(こうじ)の香りをダイレクトに感じることができます。

酔鯨のようなキレのいいお酒は、食事のおともにもぴったりです。
食中酒というやつですね。
味わいがさっぱりなのでお刺身などのさっぱりした料理にも、お肉料理のようなこってりした料理にもぴったりです。

バランスがいい 例:雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)

日本酒の評価は基本的に「味」と「香り」に大別されます。
味は主に甘味、旨味、酸味の3つで表現されることが多いです。

甘みの強いもの、酸味が際立っているものなど、銘柄ごとに幅広いバリエーションがありそれぞれ全く異なります。

一方、香りは味ほどのバリエーションはありませんがその強さは銘柄によって幅があります。

初心者の方は、味としては甘味、旨味、酸味がそれぞれ適度に感じられるもの。
香りとしては適度な強度で香るくらいのものがおすすめです。
これが5つ目の特徴バランスがいい、です。

バランスがいい銘柄としておすすめなのが 雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)

雪の茅舎 純米吟醸  1BY 720ml 販売店限定品 日本酒 秋田県

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甘味、旨味、酸味のバランがよく日本酒らしい味わいをしっかり楽しむことができます。

バランスがいい銘柄の中でも雪の茅舎はどちらかというと甘味、旨味が強く、ほんのり酸味が効いている感じですね。
香りの強さは中程度で麹(こうじ)由来のほのかなフルーティ香が漂います。

味の種類、香りの強度ともにバランスよく仕上がっている銘柄という印象です。

初心者の方はまずこういったバランスの良いお酒を飲んでみて、
自分の好きな要素(甘いのが好き、香りはもっと強いのが好きなど)をピックアップしていくことがおすすめです。

そうすることでだんだん自分に合った日本酒の要素が集まって、好きな日本酒選びへの近道になります。

まとめ

以上、初心者におすすめの日本酒の特徴5選でした。

  1. 微発泡     例:すず音(ね)
  2. 甘酸っぱい   例:ロック酒の上善如水(じょうぜんみずのごとし)
  3. クセがない   例:獺祭(だっさい)
  4. キレがいい   例:酔鯨(すいげい)
  5. バランスがいい 例:雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)

まずはご紹介した銘柄を実際に飲んでみることで甘酸っぱい、クセがない、という「味の特徴」と「銘柄」を対応づけることができます。
そして自分の好きな要素(甘いのが好き、香りはもっと強いのが好きなど)がわかってくると思います。

そうしたら、今度は例えば上記で紹介した獺祭(クセがない)を飲んでみてもっと甘みの強いのがいいと感じたら
「日本酒 クセがない 甘口」という検索ワードで調べてみると
もっと自分に合った日本酒が見つけられるようになります。

もちろんこのブログでもおすすめの銘柄は随時紹介していきます!
ぜひチェックしていただければと思います。

今後も一人でも多くの方が自分に合った日本酒を選べるように解説していきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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